人事評価の導入・定着化

人事評価の導入・定着化

人事評価には、大きく分けると仕事の結果である業績や成績などの「アウトプット評価」、仕事に必要な要素である能力や行動・プロセスなど「インプット評価」の2つの方向があります。成果主義的な色彩が強い評価制度の場合には、アウトプット要素にウエイトを置き、目標管理制度を軸とした業績評価中心の制度設計となります。また、プロセス評価などインプット要素を導入した場合でも、成果を求められる上位職ほどそのウエイトが小さくなるような設計をするのが一般的です。一方、年功的色彩が強い制度の場合には、逆にインプット要素のウエイトが大きくなるように設計する傾向にあります。

人事評価のトレンドは、そのときどきの世相や社会情勢、経済状況を反映して変化します。戦後から1980年代までの右肩上がりの高度成長期に確立した職能資格制度は年功序列と終身雇用との親和性が高く、日本国内の企業に広く普及しました。その後バブル崩壊を経て業績不振に陥った日本企業は年功型の職能主義を維持できなくなり、挙って成果主義を導入しました。しかし、リーマンショックからアベノミクスを経て業績が好転した企業では、運用の難しさから何かと批判が多かった成果主義から脱却した企業も少なくなくありません。また、社員構成にも少子高齢化の波が押し寄せ、若年層の確保・定着が大きな経営課題となった企業では長期育成の政策を掲げ、安定志向が強いと言われる若手社員に対しては一定の年齢や勤続年数までは年功的処遇を復活させたケースも多く見られます。

アウトプット、インプットのどちらの要素が良いかということではなく、それらは車の両輪のように捉えるべきであり、どちらを採用するか、あるいはウエイトをどうするかは、中長期の経営環境を見定めて会社の人事政策に基づいて決めることになります。

弊社では、お客様企業の経営環境に相応しく業績向上に寄与する評価制度の設計はもちろんのこと、きめ細かい運用サポートを行います。評価制度が社内で定着するよう評価者のスキルアップのトレーニングを実施し、評価制度が現場マネジメントの重要ツールとして機能するようサポートします。

「人事評価の導入・定着化」に関する主な支援サービスをご紹介します。

➀評価制度の設計

経営ビジョンや戦略、ミッションや行動指針、処遇や人材育成の方針からお客様企業に相応しい評価制度を構築します。各種評価シート、評価結果集計シート、処遇反映シート、評価運用マニュアル等の評価制度を運用するうえで必要なフォーマット一式を作成し、経営層、管理職、一般社員への説明会も実施します。

②評価制度の運用・定着化支援

評価制度を運用する際に生じる問題や疑問に対処します。評価者と被評価者の対応関係、異動時の取扱い、評価結果のフィードバック、評価結果の甘辛調整、評価傾向の分析など、日常的に発生する問題の解決にあたります。

③評価者研修の実施

評価者に対する研修を実施し、評価スキルの向上を図ります。人事評価の本質的意義、評価の基本ルールと心構え、評価エラー、正しい評価行動を習得するためのケーススタディ等を実施し、評価制度運用の生命線とも言える客観性や納得度を高めることに注力します。

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